RITE菌を使ったセルロース分解

財団法人地球環境産業技術研究機構と、本田技研グループの発表(2006年9月14日)によると、両者の共同研究により、食用に供さない植物の茎や葉などに含まれるセルロース類から、エタノール燃料を効率よく製造する技術の基盤を確立したということです。

製造プロセスは、大きく次の3つの部分に分けて考えることができます。

プロセス1:バイオマスからセルロースを分離するプロセス2:セルロースを糖に変えるプロセス3:糖をエタノールに変えるプロセス3は、酵母などの微生物を使う発酵過程で、ここはサトウキビからエタノールを作る過程とほぼ共通しています。

またプロセス2は、糖化酵素を用いる反応であり、トウモロコシからエタノール燃料を得る際にデンプンを糖に変えるのに似ています。

ところが従来だと、プロセス1においてセルロースのほかに副次的生成物があり、それが発酵過程を妨げていました。

今回酵母として地球環境産業技術研究機構が開発したRITE菌を使い、それと本田技研のエンジニアリング技術を組み合わせることで、副次的生成物による発酵阻害を抑えこんだのです。

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